HASPEE設計用気象データについて

HASPEE設計用気象データには、以下の4種類のデータが含まれています。なお、『設計用』とは空調設備設計用を意味します。

HASPEE用設計用気象データの構成

(1) EA設計用気象データ(5タイプ)
(2) ETD(実効温度差)
(3) 標準日射熱取得
(4) 見かけの太陽位置

(1)は、EA設計用気象データと同じものですが、EA設計用気象データには11タイプが含まれているのに対し、HASPEE設計用気象データのタイプ数は5(冷房用2タイプ、暖房用3タイプ)に絞られています。タイプ数は少ないのですが、各タイプには、EA設計用気象データの8気象要素(気温、絶対湿度、法線面直達日射量、水平面天空日射量、水平面夜間放射量、風向、風速)に加え、エンタルピ、太陽高度、太陽方位角、方位別と日陰の日射量が含まれています。このように、気象要素の種類が多いことと、空調設備設計を直接的に支援する(2)~(4)のデータが含まれている点がHASPEE設計用気象データの特徴です。

HASPEE設計用気象データの使用許諾契約書(PDF)

購入とライセンス契約の違い

 

設計用気象データに関するライセンス契約の一般的書式(PDF)